上映会アンケートでのご質問 その①

おはようございます。
奈良の朝です、
昨日のにわか雨の露を 明るい日差しがどんどん乾かしていき。。
ススキの穂も古墳の森のクスノキも 風にそよいでいます。
image

11月1日の映画『A2-B-C』上映会、アンケートの集計が終わりました。
午前午後あわせて 153 名の方々がお越し下さり、
うち 104枚のお声を寄せてくださいました。
心から感謝を申し上げます。

その中で、質問をくださいましたので
回答としてつくりました文章とともに
3回連続で載せさせていただきます。

————————————————————————————-
ご質問①
ドキュメンタリー映画『A2-B-C』は 福島のことですが、
奈良ではどうなのでしょう?
————————————————————————————-

(測定所より)
奈良では、空間線量は 1時間あたり0.1マイクロシーベルトを
超えることはほとんどありませんし、土壌を測定しても
セシウムが検出されることはありません。
ただし、奈良でもところによっては チェルノブイリ原発事故や、
各種核実験由来のセシウム(半減期が30年に及ぶセシウム137)による
若干の残留汚染は存在するようです。
が、基本的には、心配しなければならないような汚染はありません。

もちろん、食材や加工品、肥料、中古車などの中に
放射性物質を含んだものが流通している危険性がありますので、
細かくチェックする努力が必要です。

多くの奈良県民は、
東日本に住む人たちの不安や苦悩を知らないままに、
日々の暮らしを送っているようです。

奈良にも東北や関東から多くの方が避難されています。
大事なことは、
遠く離れたところで起こった“他人ごと” としてではなく、
避難を余儀なくされた人、
避難したくても諸種の理由で避難できなかった人、
いったん避難したが帰還せざるを得なかった人などの思いを共有し、
事態の改善のためにともに歩む努力だと思います。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
質問①に対する測定所からの回答は 以上です。

私は2011年3月11日 震災の日も奈良県にいました。
家の大掃除をしていたこともあり、
地震にはまったく気がつきませんでした。
いただきものの数の子を 車で訪ねてきた友人に渡したら、
「東北が大変なことになってんねんて。
お知り合いや身内の方とか いてはらへんの?」と訊かれ、
驚きました。

新聞とインターネットを食い入るように見つめ、
福島第一原発から20キロ圏内が強制避難になったという新聞の見出しに
そこに私と同じような家族たち、こどもたちが
何万といることを思った
そのときの衝撃は忘れられません。

3月21日には上の写真の 古墳の森にも
強風とともに大雨が降り注ぎました。
私は、世界が変わってしまった、もう もとの奈良じゃない、
見た目は同じなのに違うんだと思いました。
そして1ヶ月くらいたった頃だったか、
ずっと抑えていたものがこみあげて
大声をあげて泣きました。

今 私は測定所にスタッフとしていて、
毎日 家族が空間線量を測りながら暮らしています。
お客さまがお持ちくださる 奈良県内各地の土や
食べ物、薪を燃やした灰などを測りながら、
上の文章のようなことが私にもわかってきました。

東京など、関東地方ではどうなのか、
とても気になることです。
引き続き、次の記事で それに関連するご質問を
とりあげさせていただきます。

スタッフ・ふた

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中