上映会アンケートでのご質問 その③

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私は牛乳がときどきとても飲みたくなります。
この写真の牛乳は、味がとてもよいので
欠かさず買っていますが。。。
安全かどうかはもちろん気になるところです。

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ご質問③
日本で安全な食材ってなんですか?
魚は食べられるものありますか?
牛乳は?
関西産なら安全ですか?

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(測定所より)
3.11以降は残念ながら、
「日本で安全な食材」と一律に言える食材は
なくなってしまいました。
私たちは “総被曝時代” を生きることを余儀なくされています。
できることは被曝を軽減するためのあらゆる努力です。

見えない放射能を視覚化するために全食品を測定し、
ベクレル数を表示する、消費者はそれを見て、
安全かどうかを自主的に判断できるような社会を
市民測定所はめざしています。

個別には、産地を確認することが肝要です。
幸い西日本産の食品はひどい汚染を免れていますが、
産地偽装や「国産」表示だけのものもたくさん流通しています。
産地偽装ではないが、米・牛乳・茶葉などは
基準値を下回るようにブレンドされている場合があります。
事故当時は福島や宮城の原木を使って栽培した
汚染椎茸が出回ったことがありました。
加工品や外食産業などにも東日本産の食材が流れています。
魚も水揚げされた場所と生息場所を確認することが重要です。

国の基準値そのものに妥当性があるのか、
常に検証し、
消費者自身が自ら安全かどうかを判断する生き方が大切です。
自らの命や子どもの未来は、国や自治体まかせではなく、
自分たちの責任で判断し、決定する生活スタイルが
何よりも大切だと思います。

一律に、何が安全で、何が危険かを知ることは不可能です。
気になる食材があれば、測定所を利用し、
測定することをおすすめします。
その結果を見て、
大人にとって、子どもにとって、胎児にとって、
それぞれ安全か否かをご自身で考えるようにして下さい。
市民が科学を取り戻す努力をすることが、
今ほど求められている時はないように思われます。

なお、セシウムからの放射線は、
透過力の非常に強いガンマ線ですから、
食品の外側から非破壊的にシンチレーションカウンターによる
測定が可能で、我々の測定所でもこの測定法を採用しています。

しかし牛乳や、粉ミルク用水の放射能汚染で問題になるのは、
透過力の弱いβ線しか出さないストロンチウム90です。
これは大掛かりな理化学的前処理を実行しないと測定できないので、
国や自治体の試験・研究機関などが該当機関です。
そこで、そのような公的な測定に係る法令の整備が
どうしても早急に必要になります。

現に、福島原発からは、
未だに水溶性のストロンチウム90を多量に含むと推定される
放射能汚染水が、毎日、海洋に垂れ流しの状態ですから、
なおさら上記の法令と公的測定体制の整備の必要性が高まります。

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アンケートからのご質問へのお答えは以上です。
ご参考にしていただけましたでしょうか。

ご質問をくださった方、どうもありがとうございました。
記事をお読みいただけたならとても うれしく思います。

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北海道根室産の 歯舞昆布です。柿、みかんは県内産。

私は震災後ずっと昆布を食べていませんでした。
汚染がわからないし、もう、昆布をみても
買おう、食べよう、といううれしい気持ちが
なくなってしまったからです。

しかし、今回は自分たちの測定所で測ってみて、
これは食べられる、おかしな汚染はなさそうだ、と
いう結果が出ましたので 昆布をほんとうにひさしぶりに
手に入れることができました。
これは、食べ物の農薬や添加物にとても気を配っている友人に
譲るぶんですが、自分のも。。と思います。

お魚もどんなに大好きだったかと思うのにあきらめています。
けっこうきついです。ごくたまに食べることはあります。
きのこもでしたが、これは自分たちで測るようになってから
食卓に復活しました。息子は、
「一度食べなくなったら、解禁されても食べたくなくなった」と
言っているので困ったものです。栄養があるのになあ。
ま、おとなが一方的に、
食べるなと言ったり食べろと出したりしてるわけですね。

食べものについて悩みはつきません。
測定所ではこの話になるとみんな熱が入ります。
またあらためて、
私たちはこんなの 食べてます、というものや
業者さんをご紹介いたします。

いろいろがまんする一方で、
会員さんや スタッフである生産者さんから
ほんとうにおいしい、すばらしいたまごやお野菜、お茶を
買わせていただける幸せがあります。

これからも 無料測定会などで、
そうした食材をみなさまにお届けしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

3回にわたるご質問シリーズ、
お読みくださりありがとうございました。

スタッフ・ふた

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