市川章人さん講演録第6回・(続)新規制基準検証・炉心熔融後、まずやる事が閉じ込め放棄

いよいよ乗ってます、市川先生。
頭脳の回転のスピードと、思考の緻密さを感じさせるトークです。
講演録連載第6回、どうぞ。

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次に「格納容器破損防止対策」とあります。
燃料が溶融したら金属からいろんな気体が発生します。
その気体によって格納容器内の圧力がガンガン高くなっていったら、
下手したら破裂するんですね。
破裂を止めるためにベント、つまり排気をします。それで圧力を下げる。
ベントというのは実は格納容器に穴を開けるんですね。
その時点ですでに原子力技術の敗北なんです。

もともと格納容器は閉じ込めるのが本来の役目です。
その役目を放棄するしかないと、認めているわけですね。
その漏れる量というのが莫大です。止められる保証もありません。
フィルターがあるというがこれも十分ではないということです。
希ガスや気体の有機ヨウ素は出ます。
では、このベントという手段も失敗したらどうなるんだと。
そして最後の手段です。
放射能が漏れると、その漏れに対してどうするか。

政府の資料には写真がついています。建屋に水をかけてます。
原発の外から建屋に向かって水をかけるというわけです。
漏れてるだろうから。効果があると思いますか?
福島の事故で漏れた放射性物質は、雨が降れば落ちましたよね。
確かに水をかければ落ちるんです。だから、効果がないわけじゃない。
ただ、どこに落ちるかはっきりするのかというのが問題ですね。
効果があるといったって、放水銃でかけるだけですから、
私に言わせれば、百万羽のスズメに石を投げてるような話と違うのかと。
仮に全部落ちてもそれは汚染水になる。
大量の、いずれにしても大問題です。これが、彼らが最後に取る対策です。

もう一つ、非常に重要なことが起きました。
実は、事故までは、原発を動かす前にひとつの基準があったんです。
これが「立地審査指針」といいますけれども、
「もし事故を起こした場合に原発の敷地と一般との境界線のところに
いた場合に、浴びる放射線の量が250mSv/h以下にならなければ
運転してはいけない」
という基準だった。これは、国際基準よりも実は甘いんです。
国際基準は100mSv/hなので。ところが、この基準があっては
再稼働はできなくなってしまうんです。それでやめました。
つまり、今まであったルールを規制委員会は取りやめた。
そういう馬鹿なことをやった。
つまり、放射性物質は、いくらまでに抑えなさいということを
書いてあったんですが、実態は野放しになる。
これが新規制基準の本質を一番突いているところではないかと思います。
これで世界最高の基準を保っているなんて大嘘です。

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第6回ここまで。

読んでいて、怒りともはや通り越したような悲しみがこみ上げてきます。
どうしてこんなことになっているのか?という疑問も。

次回は第7回・続けて 新規制基準検証
【 EUの標準装備が採用されていない】 です。
来週火曜のアップを予定しております。

この日曜、18日日曜は
無料測定まつり

です♩♬
ご都合よろしければ ぜひ 気になるものを持って奈良・市民放射能測定所にカモーーーン
手ぶらで見学、遊びにきたよ という方も大歓迎です♬
自然農法のお野菜とお茶の販売、勉強になる書籍やDVD視聴など。。
スイーツを用意して待ってまーす♬

昼間は蒸しますが朝夕は冷えます、
みなさま風邪などお気をつけて。

スタッフ・ふた

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