市川章人さん講演録連載第15回・福島で今、何が?

こんにちは。

先ほどまで私は、ツィッターのタイムラインで
新潟県の泉田裕彦知事へのインタビュー速報を読んでいて
はじかれたように、
今日のブログに取りかかりました。
ツイッターから貼り付けます。

↓↓↓↓↓

11.泉田知事
「政府の中には2つの力があります。
住民目線で考え直そうという力と、再稼働を求める力。
政府も一枚岩ではありません。
きちんと、フクシマ事故と向き合ってもらいたい。
避難をどうするかを指針に反映できていない」
(IWJ実況ch1、@IWJ_ch1)

お読みくださっているみなさまの中には IWJ
(岩上安身責任編集 – IWJ Independent Web Journal)
http://iwj.co.jp/
の会員になっておられたり、ツィッターをフォローしたりしておられる方が
あるかと思います。
一般的なマスコミからの情報が非常に政府側に偏っていることが
明らさまである現在、まさしくindependentである
IWJの発信は極めて重要だと思います。

前回、連載第14回では原子力災害対策指針の検証として
「国の『指針』は避難計画でなく被ばく計画」という
市川さんの指摘がありましたね。

長い間お読みいただいてきましたが、
講演録連載は 残すところあと3回の予定となっています。
では本日分、どうぞ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
4.福島で今、何が?
高線量被ばく下で住まわせる日本
増える関連死と子どもの甲状腺がん
オリンピックまでに幕引きねらう棄民政策

福島で今起きていることについては、
チェルノブイリよりもひどい状態であると言われていますね。

いくつか事例を説明します。
これは2011年に仙台の人から僕のところへ送ってきました。
バラが咲きました、と。これなんです。
ものすごくでかくなって、緑色のものまで出てきている。
花びらというのはもともと葉っぱが進化したものですが、
このバラは遺伝子がいじられたとはっきりしていますね。
なんのせいか。
科学的な検証はいるかもしれませんが、
こんなものが原発事故の影響でなくてなんや、と。

ツバメの白い点、尾羽の問題。
これはニュースにも出て、先日もどこかでも報道していましたね。
ヤマトシジミの奇形とか。
私が直接聞いたのは、ドングリがだるま形になった、という人がいました。
それ置いてあるか、と聞くと、いや全部ほかした、と。
なんでとっておかないんだと怒ったんですが(笑)。

いろんな異変が起きてて、人間だけが無事なはずはないだろうと思うんですね。
牛の斑点、これは福島の牧場で直接見てきました。
事故後に生まれたものです。
斑点が出るというのはツバメと同じですね。

関連死が福島では一気に増えました。
半年ごとに復興庁のデータが出ます。
これが昨年、2015年9月のデータですね。
最新の、3月20日(※この講演の1週間前)のデータを
手に入れたんですが、福島民報という新聞をもらいました。
それによると2031人。まだまだ増えています。
これが単なるストレスだけとは思いません。
やっぱりいろんなことがあるだろうと思います。
自殺者も福島では増えています。ほかでは減ってきたんですが。

京都の日本科学者会議の人が言っているんですが、
1巡目検査と2巡目検査を比較しただけでものすごく増えてるよと。
これはスクリーニング効果だけでは説明できないだろうと。
つまり、調べ尽くしたから増えたんだとは言えないだろう。
2巡目で増えたということは、被曝の影響が出ているに違いないと
言っておられます。男女比の問題も発表されていますが。
自然状態の比に比べてはるかに多いという。

このあともいろんなデータが示すように、
被曝の影響がないとは言い切れない。
被災者の方が置かれている実態のひどさですが、
特に年間20mSvというのを問題にする必要が非常にあると思います。
もともと年間1mSvだと先ほど言いました。
これが法律で保証されていたのに、
福島の人々はこの法的にも守られないという事態になっているんですね。

年間20mSvを下回るのが確実だったらもう帰ってこい、
避難指示解除と言い出したんすね。
これは放射線管理区域の3.8倍に相当します。
大人も10時間以上仕事したらあかん場所で、飲食喫煙禁止。
白血病でさえ労災認定は年間5mSvです。
これの4倍以上でしょ。
こんなところで日常生活を送れというわけです。

国連も批判をしましたけれど全然聞きません。
『女性自身』(光文社、2016年3月22日号)にありましたが、
タイトルはこれです。
『福島「放射性物質土壌調査8割の学校で驚愕の数値が!』。
学校で、子どもたちがいる場所でものすごいことになってます。
チェルノブイリの被災地の中では強制移住とか、
移住の権利があるような場所が福島の中にいっぱいある、と
いうことですね。こんな事態が進行している。
未来のある、一番影響を受けやすい子どもたちや妊婦さんを生活させる、
ということを国があえてやっている。
暴挙です。

安倍内閣は昨年、この「復興の指針」なるものを改定しました。
簡単に言えば、東京オリンピックまでにすべて終わらせよ、
ということです。
なかったことにしてしまえ。
いわば、幕引きをはかる。
それが先ほど言われた、いろんなものをセットでやめること、
補助を打ち切るとかと一緒に行われます。棄民政策が今進行している。
本当に、考慮する必要があると思います。


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第15回、ここまでです。
最後部分で言われている、
「いろんなものをセットでやめる、補助を打ち切る」ことについて。

これもツイッターからなのですが、
@fukushima_kyoto さんがこの情報をあげられています。
↓↓↓↓↓

【お知らせ】
大阪で原発事故避難者のみなし仮設住宅打ちきり問題でお話をします!
: うつくしま☆ふくしまin京都-避難者と支援者のネットワーク
http://utukushima.exblog.jp/23279671/

↑↑↑↑↑
・日にち 10月15日(土)
・時間 9:30~11:30
・場所 あおぞらビル3階
    (JR御幣島駅11番出口すぐ)

とのことです。
ご都合のつく方、ぜひどうぞ。

では続けて最終回。
のちほど。

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