日別アーカイブ: 2017年8月8日

川根眞也さん講演録〈第14回〉こどもたちの尿からセシウム検出、尿からの内部被ばくの危険

尿検査結果から

尿中のセシウム 137 のデータです。
私たちも協力している、ちくりん舎という
東京都西多摩郡日の出町にあるグループが
http://chikurin.org/
ゲルマニウム半導体検出器を2台持っています。
そこが測定した、福島県や関東の子供たちのデータです。
セシウム 137 が、1 ベクレル/ kg 近い子がいます。
とんでもないレベルです。


琉球大学名誉教授の矢ヶ崎克馬さんが、尿の濃度と、
身体の中のベクレル数はだいたい 150 倍と
推計しています。
もし尿に 0.1 ベクレル/ kg のセシウムがあれば、
その子の身体には 15 ベクレルあるということになります。
もし 1 ベクレルあれば、体内には 150 ベクレルも
蓄積しているということです。

宮城県の子供たちの中にも、セシウム 134、137 があります。
高い子で 0.6 ベクレル/ kg。

栃木県も0.6 ベクレル/ kg。

東京・埼玉はほとんどの子供たちが 0 から 0.1 ですが、
0.1 から 0.2 の子供もいます。

私も尿検査を受けました。

私は ND でした。
検出下限を 0.1 ベクレル/ kg まで調べて、
私にはセシウム134 も 137 も出ていません。


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(第14回終わり)

今回は尿からの内部被ばくの話題1つに絞り
図表を多く入れました。詳細なデータを読むことで
現状を理解できれば、と思います。

そして最後のグラフからは
避難した子どもさんと
福島市に留まった子どもさんの
尿中セシウム数値に明らかな差が出ているとわかりますね。

このことを踏まえて、次回は
放射線防護と 保養の話に行きます。

では 次回 第15回もどうぞよろしくお願いいたします。

スタッフ・ふた