川根眞也さん講演録〈第24回〉質疑応答編その8   私たちはこれからどうしていくべきでしょうか。どうやって子供を守っていけばいいでしょうか

こんにちは。

7月末から始めたこの連載も お盆を超えて、
第24回となりました。
今日までお読みくださったみなさま、
ありがとうございます。おつかれさまです。

今日でとうとう
川根さんの講演は終わりを迎えます。
(連載は今日プラスあと二回です、たぶん)

最後の質問とお答えを、どうぞ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(質問)
《流通や再稼働などで、ますます汚染が広がる中で、
私たちがこれからどうしていくべきか、
どう子供を守っていくべきか、
先生の見解をお聞かせいただきたいです》

まずは、手をつないでほしいということです。
あと、行動してほしい。
行政を動かしてほしい。
そのためにやはり学んでほしいと、私は思っています。

私は「命のバトン」ということを考えています。
自分の遺伝子をまず守る。
そして、子孫の遺伝子を守る。
私と、私につながる子供たち、孫たち、
それにつながる子供たちの遺伝子を守るということが
大切だと思っています。

放射性物質は、ほんのちょっとでも有害だと思っています。
100 ミリシーベルトなんてでたらめです。
福島を食べて応援、というのも間違いです。
きのこ、山菜、川魚は産地を調べないと危険です。

奈良ではまず食材の産地に気をつけてください。
栗、さつまいもは関東、東北産です。
恵那栗、というのは岐阜ですね。
こちらは栗の産地はどこですか?
丹波栗がありますか。
丹波栗以外は食べないくらいでないと、全部、茨城県産ですよ。
サツマイモは千葉県産、茨城県産、埼玉県産です。
シェアが非常に多く、安いです。
レンコンはまず茨城県産。
産地をよく見てください。

結局、関西の食材が関東に行っています。
そして関東の食材が関西に来ているんです。
スーパーに行って、
安い野菜があって産地が書いてなければ
聞いてみてください。
ほとんど関東産のはずです。
向こうで売れないものがこっちに来ているんです。
被災地の応援は、保養の支援や食材の支援でやってほしい。
そのためには放射能汚染地帯の実態を
よく学んでほしいと思います。

そして、原発の再稼働を止めるしかない。
伊方、川内。
ここをまず止めるしかない。
大きな地震が来そうです。
そして高浜原発が狙われていますので、
ここの再稼働を止めるべきです。

基本は、汚染地図の色がついていない地域のものを
学校給食の食材にするべきです。


〈子どもも大人もこの色の塗られていない地域の食べ物を食べましょう!〉

これは子供たちにも学ばせないといけない。
小学校、中学校、高校で。
色がついた地域の食べ物を食べるということは、
徐々にだけれど身体の中に放射性物質がたまっていく、
ということだと。

食べるということは、
命をいただくということですから、
自然の中で命のありかたを考えて
身体に良いものをとってほしい。
農薬、遺伝子組み換え、合成保存料、果物の防腐剤。
そして放射性物質と。
大手チェーン店、スーパーで安く買えるものは、
まず基本的に疑ってください。

産地のわかる食材で、家で食事をしてください。
ミネラルをたくさんとってください。
ミネラルについて
「食品と暮らしの安全 ※6」が 冊子 ※7 を作りました。
セブン−イレブンのお弁当、
ワタミの「まごころ御膳」という仕出し弁当に入っているものを
すべて分析しました。
1 検体の分析に数万円かかっていると思います。
それらはカリウム、銅、亜鉛といったミネラルの含有量が
推定平均必要量に比べてすべて低いです。
推定平均必要量というのは、
安全値ではなく、これを満たさないと
100 人中 50 人が病気になる数値です。
それの 30%、20%以下しかありません。
簡単に言うと、
セブン−イレブンのお弁当を1日3食食べると病気になります。
それが平気で売られている。
さらに放射能が加わっている。

カリウムにはセシウムと似た性質がありますので、
カリウムをきちんととっていれば
セシウム摂取量は減りますが、
カリウム不足の身体にはセシウムは入って来やすいんです。
カルシウムとストロンチウム 90 はよく似ているので、
ストロンチウム 90 は
カルシウム不足の身体に入って来やすい。
カルシウムをちゃんととっていれば入りにくい。
ミネラルをきちんととるということは、
放射性物質が入りにくい身体になるということです。

福島のみならず、東北・関東の子供たちの保養を
ぜひとも進めてほしいと思います。
被災者支援者、友人の輪を広げて、
つながりを強めていただきたい。

すべての原発を廃炉にするためには、
脱原発派の都道府県知事を出すことが必要です。
鹿児島の三反園知事みたいな裏切りもありますので、
本当に吟味していただいて、行動そして学習を。

子供たちが安心して暮らせる未来を準備していきたいと思います。

ご静聴ありがとうございました。

(拍手)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

※6 NPO法人「食品と暮らしの安全基金」が発行する月刊誌。
食品と暮らしの安全|月刊誌ご案内
http://tabemono.info/gekkan/gekkan.html

※7 『心身を害するミネラル不足食品』
食品と暮らしの安全基金発行、2017年2月、1080 円

食品と暮らしの安全|月刊誌バックナンバー’17
http://tabemono.info/gekkan/back17.html

↑写真が小さくてごめんなさい。(編集)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(第24回終わり)

お名残惜しい気がしますね。。

24回分。
更新が抜けた日も2日ありましたが、
毎日お送りさせていただいたこのブログで
講演会当日の 川根さんのお話のすべてを
お届けすることができたかと思います。

当日は わずかな休憩を挟んで
2時間ほどでお話いただいたのでした。
お話を終えられた川根さんを
ほぼ満員で埋まった会場の大きな拍手が包み、
私はしっかり握手していただいたような気がする。。(役得)
そして川根さんのもとへ次々に
対話を求める方々が詰めかけ、
そのかたわら
スタッフたちは髪振り乱して撤収と掃除。
忙しいのに少しだけでもと会場に駆けつけてくれた
スタッフまで容赦なくこき使い、
(さわさんありがとうううーー)
部屋を追い出すようにして全員がやっと外に出たけれど
まだまだ川根さんを囲む人々は去らず。
でも川根さんは電車に乗ってすぐ移動で
時間がない。
なので私が無理やり人々から川根さんを引っぺがして
(あああすみません)
川根さんはまたまた拍手で送られながら
奈良市西部公民に隣接する近鉄学園前駅から
ばたばたーーーっと去っていかれたのでした。
私は心底からの感謝と敬意を込めて お辞儀していた
はず?いや へらへら笑って手を振っていたような気もする。。
あまりに濃く 充実した午後の数時間でした。

川根先生、
本当にありがとうございました。
勉強させていただいた数々と
出会いに 感謝です。

この度の講演会と
このブログで
川根さんと たくさんの方々の出会いがあったわけですね。
当日 会場にお越しくださったみなさま。
そしてこのブログをお読みくださったみなさま。
初めての?何回め、何十回めかの?
そのすべての出会いがあったことに感謝します。
もちろん私自身も。
そして
奈良・市民放射能測定所と
みなさまとの出会いも。
初めての方もいらしてくださったと思います。
ありがとうございます。

これから良きことが
この出会いから導かれることを 心から願います。

川根先生をご紹介くださり 何かとお気遣いくださった
Tさん、とさせていただきますね、
Tさんにも心からお礼申し上げます。

ありがとうございました。

そして
私たちを支えてくださる会員のみなさまに
この場を借りてお礼を申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

次回は 〈補遺〉です。
後日川根さんは 追加をメールでお寄せくださいました。
なので 続きますよ♪♪
カーテンコールのあとのアンコール?みたいですね(苦笑

スタッフ・朝守双葉

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中