川根眞也さん講演 補遺その3 【最終回】 ●この次に原発事故が起きるとしたら、どこか ●日本が世界中の核燃料のゴミ捨て場に?

こんばんは。
とうとう本日が最終回となりました、
川根眞也さん講演と補遺。
連載はしめて27回となりましたが、
すべてをまとめてお読みいただけるよう、
作業が進んでおります。
できあがった折にはブログでひとこと
お知らせさせていただきます。
お楽しみに、お待ちください。

ここのところ、閲覧数が ひとケタとその倍以上に
増えています。
新しくおいでくださった方、ありがとうございます。

川根さんの大変濃い内容を
じっくりと受け取っていただけること、
満足していただける構成になっていることを
願っています。

では
川根先生の講演 補遺です、どうぞ。
これまでと同様に、改行のみ変えています。

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3.次に原発事故が起きるとしたら、どこか。

 1979年アメリカ スリーマイル島原発事故。
初めての核燃料溶融事故。
メルトダウン。
 1986年ソ連 チェルノブイリ原発事故。
1基の原発が爆発炎上。
火事は10日間続いた。
 2011年日本 東京電力 福島第一原発事故。
4基の原発が爆発。
放射能の大量放出は3月12日~3月25日までの約15回。
-フランスIRSN

 17年、25年置きに世界を汚染する原発事故が起きています。
平均16年。
現時点で東電福島第一原発事故から6年目ですから、
あと10年前後で世界を震撼させる原発事故が起きる
危険性があります。
それはどこかと、ちくりん舎の方々と話したことがあります。

川根は
2020年までに原発をアジアに100基作るとする中国か、
日本と同様原発事故隠しが行われている韓国か、
エネルギーの50%を原発でまかなっている原発大国フランスか、
といいました。

ちくりん舎の青木一政さんは、
「いやいや、福島の事故をまったく反省もしないで
原発再稼動している日本が一番危ない。地震も多いし。」と。

『アジア諸国、今後20年間で原発100基を新設へ
=うち中国は56基―在大阪中国総領事館』
http://www.recordchina.co.jp/b69829-s0-c20.html

 もし、日本がもう一度、深刻な原発事故を起こしたら、
日本は大量に放射能汚染させることは間違いないです。
それも西日本だったら……。
川内(1、2号機稼働中)、
伊方(3号機稼動中)、
玄海(今夏再稼動か?)、
高浜(今年5月から再稼動工程か?)、
大飯(今年8月から再稼動工程か?)。

 2度の原発事故が日本で起きたら、
日本は世界中の使用済み核燃料のゴミ捨て場に
なるのではないでしょうか。
使用済み核燃料の処分場はどこにもできていません。
スウェーデンとフィンランドが
最終処分場の建設地を決定していますが、
建設しているわけではありません。
世界の原発国が使用済み核燃料の最終処分場を探しています。
その中、2つの原爆を投下され、
福島に次ぐ原発事故で汚染された日本、
そして年間20ミリシーベルトまで
住民を住まわせることができる国。
これほど最適な国はない、と
なるのではないでしょうか。
 
 そんな話が持ち上がるまでに、
日本は日米原子力協定を破棄し、
持っているプルトニウムをアメリカ、イギリスなどに
譲渡すべきです。
独自核武装の夢を捨てるべきです。
そうでなければ、原発をやめられない、
そして、
いつかまた、原発事故を繰り返すことになるでしょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(終了)

どこでしょうね。
事故は起きてほしくはないです、どこにも。
どこであろうとも。

私は個人的に 実は美浜がとても心配です。
なぜ?なんとなく。

福井県敦賀市の方々が 原発事故が起きたときは
奈良県に避難されるそうです。。
すでに何度か 敦賀市からこちらまで
実際に移動してみられたようです。

円滑避難へ奈良と交流、敦賀市 市民向けバス視察計画 – フクナワ
http://fukunawa.com/fukui/25695.html

私たちの測定所から おじさまたちが
連れ立って車に乗り込んで 美浜まで行ってみられたりもしています。
奈良県から直線で100キロ。

美浜だけじゃない。
川根先生が挙げられた、
西日本の5つの原発。
そして。
今年、ひろしまで私は
島根原発の5キロ圏内に住んでいるから心配だ、という
女性に出会いました。
若い彼女は看護師を目指していて、
被爆者の証言を聞きに来られていたのでした。
90歳になられる被爆された男性は
茨城県から母子避難された女性に
「私の選択は間違ってはいないでしょうか」と
問いかけられ、
正しいと思いますよ、と返した話をされて
若い女性に答えられていました。
事故が起きたなら実際にそんなことになる、という
事実だけをおっしゃったのではなくて。
その女性がお子さんを守るために決断されたということ、
それに伴う苦しみ、
すべてを受け入れて
90歳の被爆者の男性は その女性を励まされたのだろうと
私は受け取ったのですが、
苦しんだ人が他人に与える思いやりと温かさが
その場にいた全員に伝わったようでした。

ひろしまでながさきで ピカにあったひとびと
彼らを支えるひとびと
そして、
川根さんや野呂美加さんや
川根さんの出会われた
チェルノブイリの被害者のひとびと。
世界中の、核の被害者のひとびと。
また 彼らを支えるひとたち。
その話を聞きに行くひとたち。
自分自身の悩みや苦しみを持ちながら。

そのはしっこのすみっこにこのブログはあります。
読んでくださった方々には
いろんな立場、いろんなお仕事、
いろんな考え方の方々が
いらっしゃることでしょう。

これから先、
ご自身の決断や選択をされることもあるでしょう。
日本も世界も、あまりにも危うい。
川根さんの3つ目の補遺が
恐ろしい未来予測になられたのも
無理もありません。
そうならないこと
そうさせないことを願い
実際に動いている方の言葉です。
そして常に、川根さんは
弱い側の人々のそばにいる。
そこから、みんなに向けて
こんなことが起きたんだよ、こんなことが進んでいるよ、と
呼びかける。
圧倒的な調査量と噛み砕いて伝えるための仕事をして。
奈良で講演の後は京都、滋賀でお話されました。
そのほか。。。
そして17日はニュージーランドでしたね。
どこにでも行かれ、
そこには 川根さんの話を求める人々が待っている。

マイケル・ジャクソンの曲に
Will you be there
というのがありますね。
もしよければ歌詞をみてみてください。

私はこのごろ思うのです、
私はそこにいるか?と。
川根さんがおられる場所。
そちら側。
たとえば。

みなさまは どうでしょうか。。

どこにおられますか。
なにかのために、戦っておられますか。
戦いがないならいいです、
平和なのが一番です。

大切なひとといて 大切な明日が来ますように。

ではどこかで?
いつかお会いできたらうれしいです。
測定所でかな!

長らくありがとうございました。
心からの感謝を込めて。

って、
測定所はまだまだまだ続くんで、
私もまたブログ書くんでたぶん笑
またお会いいたしましょう!♪

スタッフ・朝守双葉

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